八方尾根の花(6月・7月)

◆八方尾根の高山植物 6月7月・・◆
白馬三山など3000m近い稜線はまだ寒く、ときには雪さえ降る6月。高山植物の花はまだである。雪の消え始めた八方尾根が白馬で最初の高山植物の花が咲き始めます。






ユキワリソウ(サクラソウ科サクラソウ属)雪割草
花茎は高さ7~15cm淡紅紫色の優美な花を数個つける。花径は1cm程度。雪解け直後に咲くのでこの名がついた。八方池山荘付近から見られる。雪渓の残る第2ケルン下では、8月になっても見ることできる。
   
ミヤマアズマギク(キク科ムカシヨモギ属)深山東菊
高山帯の礫地や礫の多い草地に生える。高さ5~15cm、花径3cm。花は淡紅紫色、白色もある。アズマギクの高山型。石神井ケルンから八方池周辺。
   
コイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)小岩鏡
ハイマツの木陰などに咲く可憐な花である。花茎10cm前後、茶緑色の丸葉は光沢があり、これを鏡にたとえたことが名の由来。ブナ林などに生えるオオイワカガミは、一回り大きい。八方池山荘付近より上部。
   
ミツバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)三葉黄蓮
ハイマツの下など湿り気のあるところに咲く小さな花。高さ5~10cmほどで白いはなを上向きに咲かせている。八方池山荘周辺。
   
イワシモツケ(バラ科シモツケ属)岩下野
日あたりの良い岩礫地に生える落葉低木。白い小さな花を傘のようにたくさんつける。木の高さは50cmほど。八方池山荘からの登山道わきにたくさんある。地味な花だが、多い良く目に付く。

   
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)四葉塩竃
八方池へ登る道わきの草地に点々と咲いている。四葉の名のとおりギザギザ状の葉が4枚段々についている。花茎も20~50cmあり小さなピンクの花をまとめてたくさんつけているので目に留まる。高山植物としておなじみである。
   
ニッコウキスゲ(ユリ科キスゲ属)日光黄菅
ニッコウキスゲは尾瀬が有名だが、高原と同様の地層を持つ八方尾根でもたくさん見られる。アルペンリフト終点の付近から第2ケルン周辺まで幅広く咲いている。
   
イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)岩銀杏
湿ったところに生える高さ20~40cmの多年草。根元につく葉は丸くイチョウに似ていることからこの名がついた。スーと伸びた花茎の先にたくさんの花を集散状につけている。八方池周辺の湿地帯では群生している。
   
タカネバラ(バラ科バラ属)高嶺薔薇
高山性のバラで15cm~1mと巾がある。八方池近くで見られるこの種は20cm程でかわいい。枝には細いとげが多く、葉は写真でも分るように羽状複葉
   
ツマトリソウ(サクラソウ科ツマトリソウ属)端取草
八方池近く。高山の草地やハイマツの林床に白い花を咲かせる。白い花冠の裂片が赤く縁どられる。茎は枝分かれせず5~20cmほどで、上部に数枚の葉が集まってつく。
   
  タテヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)立山竜胆
山麓に咲くのはハルリンドウ、これはその変種。花茎の高さは5~10cm。小さく可憐な花である。登山道の脇、ハイマツの木陰に咲いている。
     
  チングルマ(バラ科チングルマ属)稚児車
『チン・・』がつくせいか、誰もがすぐに名前を覚える高山植物の代表格。残雪の多いところでは群生することが多い。高さ10cmほどの落葉低木。つまりこの花は草ではなく、れきっとした花の咲く木なのだ。花が終ると白茶色の糸状の毛玉をつけた果実をつける。これがまたきれいで目に付く。この毛玉状が子供をあやす稚児車(チゴグルマ)ににていることが名前の由来。
     

  チングルマの名前の由来となった糸状の毛玉。
稚児車よりも、髪の毛をボサボサに逆立てながら走り廻る、元気な子供達そのものである。
     
  ウラジロヨウラク(ツツジ科ヨウラクツツジ属)裏白瓔珞
葉は枝先に輪生状につき、裏面が帯白色。枝先に気品のある紅紫色の花が数個垂れ下がる。木の高さは1m。第2ケルン周辺から八方池
     
  ベニサラサドウダン(ツツジ科)
     
  ハクサンタイゲキ(トウダイグサ科)白山・・・
アップして見ると花になる。でも一見ただの草、しかし、なんとなく目に付き気になる。高さ40~60cm。杯状花序の径5~10cm。アルペンリフトを降り、黒菱平にはいったら気になる草(?)がこれ。実はこれウルシと同じくかぶれることがある。
コバイケイソウ(ユリ科シュロソウ属)
黒菱平に群生している。高さ1mにもなる大きさだ。目に付きやすいからすぐに分かるだろう。若芽を山菜のオオバギボシと間違えて中毒を起こす事故がときどきある。
     
  ウラジロナナカマド(バラ科ナナカマド属)裏白七竃
秋、紅葉写真の代表モデルがこれだ。枝先に小白花を傘状につける。名の通り葉の裏が白色を帯びる。ナナカマドとは7回カマドで燃やしても燃えないことから名前がついたという。友人はそんなことはない、良く燃えたという。試したことがないので真偽のほどは定かでない。八方ケルン下にあるのが目につく。
     
  ムシトリスミレ(タヌキモ科ムシトリスミレ属)虫取り菫
葉は根元にロゼット状に長楕円形で数枚つける。長さは4cmほど。色は黄緑色で内側に巻き込みネバネバした消化粘液を分泌して葉にとまった小さな虫を消化する。花茎は5~10cmで紫色のスミレのような花を1個つける。第2ケルン周辺に多いが小ぶり。
     
  ミネウスユキソウ(キク科ウスユキソウ属)峰薄雪草
高山帯のやや乾燥した草地や礫地に生える。低山に生えるウスユキソウの高山型。高さ10cm。頭花は花茎の先にまとまって数個つける。八方池周辺に多い。アルプスのエーデルワイスはこのこと。でも大分違う。ミヤマウスユキソウがそれに似る。いずれも日本ではよく目に付くが、本場アルプスではほとんど見れない。僕はその何ヶ所か秘密の場所を知っている。
     
  ワタスゲ(カヤツリグサ科ワタスゲ属)綿菅
綿毛のような白い毛玉でお馴染みだ。この白い毛は種子に生えたもので、やがて風に乗って飛んでいく。この時期高さは30~40cmにもなるが花時は、丈が低く花は糸状の黄色い穂のようになるが余り目立たない。黒菱平と第2ケルン近くの池溏にある。
     

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